11月6日放送の「卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオサンデー」に乃木坂46秋元真夏が登場した。現在「乃木坂の顔」と言っても過言ではないメンバーである齋藤飛鳥の卒業が11月4日に発表された。多くのファンが悲しむ中、秋元は誰よりも冷静に卒業発表に対する想いを語った。
齋藤飛鳥の卒業発表
（おたより）『真夏さん、愛美さん、スタッフの皆さんこんばんは。今週の金曜日、齋藤飛鳥さんのご卒業が発表されましたね。いつかはくると思っていたこの日、あまりにも突然で、正直なところまだ信じたくないし、嘘であってほしいと思うし、やっぱりすごく寂しいです。でも、僕たちファンよりずっと一緒にやってきたスタッフさんやメンバーのみんな、そして飛鳥ちゃん自身が一番寂しいのかな。
つらい決断だったと思うと、昨日の生配信でのスピーチ、新曲披露を聞いて感じました。最新シングルとても素敵な楽曲で、でもすごく切なくなってしまって、昨日の配信では涙が止まりませんでした。卒業までの残り少ない期間ではありますが、たくさんありがとうを伝えたいし、これからの乃木坂も飛鳥ちゃんの活躍もしっかり応援していきたいと思います。どんなに形が変わっても僕は乃木坂が大好きです』
秋元真夏：
ということで、メールありがとうございます。いやあ、ちょっとね立て続けに卒業のニュースでみんなもね、寂しいなっていう気持ちが多分今一番にあると思うんですけど、一昨日飛鳥が発表して、なんかこの方が言ってる「いつかは来ると思ってたけど、なんかとうとうきてしまったか」っていうのが、私の本音で。
やっぱりこれだけ1期生が少なくなって、まあやも卒業のライブを終えて、12月に控えてる状態で卒業ってなってくると、残り発表していないのは私と飛鳥っていう状況で、飛鳥が発表して。何か、なんだろうな、現実になってしまったっていうのが、皆さんの気持ちとしてもあると思うんですけど、昨日の生配信で飛鳥が1人で最初に喋って、その後に卒業シングルを一緒に歌わせてもらって、そのときに初めて実感したっていう話をしてたりとか、あとは寂しいなって思いましたっていうのをまっすぐに伝えてる飛鳥の姿を見て、私はすごく珍しいなと思って。
本当に飛鳥って、もちろんファンの皆さんに対してもですけど私達に対しても、その卒業の話とか、あとはみんなと離れるのが寂しいとか、今後どうしようとか、不安とか、そういうことを一切語らないので、こちらから聞いても話さないし、飛鳥自身もそういうのは自分から口にしないから、何を話すのかなっていうのをすごく気になってはいたんですけど、
本当に多分最後の最後にファンの皆さんにも、いろんな人たち、見てる人たちみんなに真っ直ぐ自分が今思ってる気持ちをさらけ出せた瞬間だったのかなっていうふうに、11年かけてそういう姿に変わっていったのかなっていうのを、ちょっと私の方が年齢お姉さんなので、お姉さんの立場からしてみると、何かそうやって素敵な変化を遂げたことすらもちょっと寂しさを感じるような瞬間ではありましたね。
私は、飛鳥ちゃんは本当に性格も真逆だし、多分好みも、人に対するメンバーとか後輩とかと接するコミュニケーション取り方とかもめちゃくちゃ真逆なので、なんか友達とかそういう感じよりは、ただメンバーってのもまた違うし、私的にすごくぴったりな言葉は「戦友」という言葉がすごくぴったりで。
アプローチの仕方は全然違うけど、乃木坂のことを一番、心の底で熱いものをメラメラ燃やして大好きな気持ちを持って、いかにこの昔の乃木坂を守っていくかとか、後輩に伝えていくかっていうのを、そこに関しては同じ気持ちでずっと真っ直ぐ、別の方向からだけどやってきて、一つにまとまるような瞬間があったので。
飛鳥のね活動の終了が12月、今年、年内ですけど。その日までしっかり飛鳥が伝えたいものも、私もくみ取ってしっかり後輩たちに伝えていきたいなと思いますし、飛鳥がより素直になれる場所をしっかり作って、後輩たちと一緒に最後、こんだけ本当にエースとして、乃木坂の顔として頑張ってきてくれた子なので、楽しくね、たくさん思い出を作って、最後は何も背負わずに、卒業していってほしいなとすごく思っています。
はい、まあ、こんなことを言っても皆さん、今は寂しい気持ちでいっぱいだと思うので、その気持ちは別に消すことなく飛鳥ちゃんを送り出そうという気持ちになるまで、ゆっくりその時間を過ごしてもらえたらいいのかなと私は思います。
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